現在、特定の宗教に属していない方が増えています。
日本では、倫理観・道徳観の欠乏や利己主義者の増加など、国として危機感を持っています。
ですが“政教分離”やとある政党により手を付けられず、野放しの状態になっています。
現在、葬儀社は「無宗教の方もある意味宗教」として扱い、『無宗教=宗教』のようになっています。
無宗教という宗教は存在しません。日本では、無宗教者を宗教と認めていません。
また、国際的に見た場合でも“無神論者”“無宗教者”を認めている国は1つも存在していません。(社会主義国、共産主義国では一部の宗教を除き、すべて禁止したことがありました)
国や地域により異なりますが、宗教を信仰しない人は人とはみなされません。
一部の国、地域では、出入国の際の宗教の記入欄に無記入のままだと、書けないようなカルト教団の信者、テロリストに準じた人間とみなされる場合もあります。
無宗教者は英語で「Atheist」「No religion」「Irreligious」等と言います。これらは「反抗する者」「反逆する者」「拒む者」等の意味です。
「神に反抗・反逆する者はだれ?」と考えてみてください。
仏教徒以外の宗教の原理主義者なら…
殺しても、同じ宗教徒からは当然の事とみられ、“悪魔との契約者を殺した”ところで白い目で見られることはありません。
最悪、現地で何かのトラブルに巻き込まれた場合、「無神論者だから倫理観・道徳観が備わっていない。だから罪を犯した」と、みられても仕方がありません。
日本では『無宗教者と無神論者』が混同されています。
西洋文化圏では『無神論者は神を否定する者』の事です。
● 科学的な研究から「宗教裁判・異端審問」等にかけられる者
● 神の存在は認めるが、神に救済を求めない者
● 敵対関係の宗教・宗派の信者
● 西側諸国から見た、社会主義・共産主義者(宗教弾圧などの行為から)
例外として…
● 仏教や道教のように“神”が存在しない宗教
例外を除き、ある特定の宗教を信仰していても他者からは否定される人たちの事を指します。
極端な例としてはイスラム教徒とキリスト教徒のような関係です。お互いが否定し合っており、双方が「邪教を信仰する者=無神論者」に近い見方をしています。
「“信仰の自由”があるから、無宗教でも良い」と考える方が多くいます。
ストレートに言いますと、全く違います。解釈の仕方を180度間違えています。
“信仰の自由”は「誰がどんな宗教を信仰しても良い」という事です。
“信仰を持たない自由”を日本では認めてはいません。
国は宗教に対して“宗教法人法”という法律で認可しています。「無宗教は宗教か?」全然違います。国に宗教として認められていません。
そのため日本の憲法から保護されているとは言えません。